Netflix【アイスコールド 】インドネシアの考えさせられる事件が映像化!

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この記事でわかること

インドネシア 毒入りコーヒー事件とは

みなさまはこの事件をご存じですか?

私はインドネシア滞在中に現地のニュース番組で度々流れていて知りました。

知った時はすでに事件のあった数年後でしたが、それでも注目されており周りのインドネシア人の間でも時折話題となる事件だったと記憶しています!インドネシア国内のみならず犯人とされる女性がオーストラリア在住だったことからオーストラリアでも大きく報道されていました。

ジャカルタの高級なカフェで友人とお茶していた被害者が飲んだコーヒーに入れられていたシアン化物によって亡くなり、友人が犯人として逮捕されたという事件。当時より不可解な点が多いことからインドネシア国内で大変注目され、今だにメディアでも話題となっている事件です。

すでに犯人であるジェシカは逮捕されています。後の裁判で禁錮20年の有罪判決となり、その後再審請求も棄却され裁判も済んだ事件となっています。

しかしながら、なぜここまで今も話題となっているかというと、事件の証拠が少なすぎると考えられていること事件後の関係者や検察官などの行動が色々と不可解とされている点が挙げられます。

インドネシア国内では確たる証拠がないのでは?と逮捕収監されたジェシカを擁護する声も多く、実際の犯人は他にいるのでは?などと様々な憶測が飛び交っています!

また被害者ミルナはバリ島にルーツがあるところから、バリ島の人々の間でもとても話題となっている事件です。

世間で不可解とされる点。

事件後の犯人の行動についても様々議論があり、解剖が行われないままだったこと、いきなり出てきた証拠資料など世間からは不思議に思うような点が多く、事件の真相や進展に注目が集まりました。

犯人ジェシカの不可解な点・世間からの論争点

1.苦しむ友達のそばにいながら助けようとしなかったこと

2.容疑者となった後もメディアがいる前で笑顔を見せていた

3.被害者の家族に嘘をついていたこと

4.友人の命を奪うほどの動機がなさそう

それなりに人が賑わうカフェで、待ち合わせに最初についたジェシカは後からくる友人のコーヒーも先にまとめて注文しました。その後到着したミルナはジェシカが用意してくれていたコーヒーを飲んですぐに、けいれんや呼吸困難の症状。カフェで苦しむミルナにカフェスタッフが駆け寄りますがジェシカはそばで立ったまま助けようとはしなかった。

ジェシカから飲み物に何を入れたの?とカフェスタッフに尋ねた。

そのことで毒物が使われたのではとカフェスタッフは気がついたと言います。

被害者ミルナ家族の行動が不可解とされている点

1.裁判中証拠資料を正式な手順を踏まずに裁判官に渡していた

2.ミルナの夫が事件のあったカフェスタッフに大金を渡していた疑惑

3. 2023年になりミルナに多額の生命保険がかけられていたことが判明。メディアでも取り上げられ、その受取人は誰なのかに注目が集まっています。

またNetflixドキュメンタリー内でも登場し、裁判に関わっていた法務人権省副大臣が、この事件とは別の事件で関係者から賄賂を受けっとっていたとして今年になって容疑者とされているとのニュースがありました。(○□眼鏡の方)

元々世間からジェシカが逮捕されたこの事件でも、どこかで汚職や賄賂があったのでは?という疑惑が世間からででいたので、よりインドネシアの司法制度について懐疑的な意見が増えることとなりました。

Netflix アイスコールド: 殺人とコーヒーとジェシカ・ウォンソ

ネットフリックスで2023年9月に公開されたアイスコールドは、インドネシアで2016年に実際に起こった事件が題材のドキュメンタリー。

親友だったミルナ・サリヒンが亡くなってから数年。今なお多くの疑問が残るジェシカ・ウォンソの裁判を改めて検証するドキュメンタリー。ロブ・シックススミス監督作。

引用 Netflixより https://www.netflix.com/jp/title/81467099

インドネシアの司法制度や社会を垣間見れ、問題提起的な要素がある作品となっています!

個人的アイスコールド見どころポイント

このドキュメンタリー内では事件に関する人物が多数登場。

被害者のミルナの父親、ミルナの双子の姉妹、事件が起こるコーヒーショップのスタッフ、ジェシカの弁護士など。

それぞれのインタビューから様々な視点からみる事件への見解が知ることができるのも面白いポイント。

見ていると謎ポイントがどんどん出てきます!

かなり考えさせられる内容となっていて、ドキュメンタリーが苦手な人も観やすい作品だと感じました!

『 In Indonesia, no money, no justice. 』

インドネシアでは金がないと正義もないというフレーズの印象が強すぎました。

事件内容とは関係ありませんが、裁判関係の方がインドネシアの伝統的な布地であるバティックのアイテム着用しているシーンがあるのですが、色々なバティックが見れるのが良かったです!インドネシアのリアルなファッションが見れますよ〜バティック・民族衣装が好きな方も見る価値あり!

あなたはこの事件をどう考える?

逮捕されたジェシカがやっぱり犯人でしょ!

ジェシカ以外に真犯人がいるはず!

と結構意見が分かれる事件だと思います。

インドネシアの人はほとんどが知っているこの事件。

当時インドネシアではシアニダコーヒーというワードがトレンドになり、今もなお事件の熱教的なファンも多いそう。

現地のニュースで詳しく事件を知っている人も多いと思うので、インドネシアに知り合いがいる方は意見交換してみると色々情報が知れて新しい見解が生まれるかも知れません〜!

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